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娘の5回忌

満5年だと6回忌?まぁいいや。
10歳で亡くなって今日で5年。
早いなぁ。寂しいなぁ。

ボルゾイという種類の犬ですが。
「なんだ、犬の話か。」
と言う事なかれ、生まれて我が家に来て
片時も離れず10年です。

とても大きくなる犬種で、2本足で立つと
私を見下ろすくらいの大きさです。
足が速くてジャンプ力も全犬種中でも最高クラス。
立っている私を飛び越えた事があります。

性格は「猫そのもの」であまりべたべたされると
逃げていきますが、放置しているといつの間にか
寄ってきてゴロゴロしてたりします。

凄くマイペースな犬種で、躾けも難しく
しかもナイーヴな性格の子が多いので
強く叱らず、優しく根気よく育てないといけません。

親(私)に似て人懐こい(あつかましい)ので
いろんな人に可愛がって貰い、散歩に出れば
しょっちゅう足止めを食らってました。
おかげで毎日2時間くらい掛かってました。

人懐こくて温和しく、滅多に吠える事も無いし
ノーリードでもロストしてしまう事が無く、
完璧にコントロールが効くので
とあるお店の広告撮影にモデルとして
お呼ばれした事もありました。
(親子でモデル経験者なんてねぇw)

そんな可愛い娘なもんだから
歯磨き(歯石取り)や爪切り、
指の間の毛を整えたりも全部自分。
散歩後には毎日ブラッシングしてマッサージ。

ボルゾイという犬種は被毛が凄く柔らかく綺麗で
シルクの様なツヤと手触りなんです!
どんな高価な毛皮やファーでも
経験した事のない手触りです。
これは病み付きになります。断言します。


そんな娘に10歳目前の秋、
異変が起こりました。骨肉腫でした。
病院に連れて行きレントゲン等の検査をし
病状を確認しました。

ネットで病気について調べ、
全身から血液が流れ出ていく様な気分でした。
一般的な悪性腫瘍(癌)等と比べ、
非常に進行が早く、発見した時には
手遅れになっているケースが多く
すぐに足を切断(付け根から)したとしても
既に転移している事が多く、
完治の確率は非常に低い事。

それなら…切断はせず五体満足で
残りの余命を過ごさせてやれば…
と思うと更に辛い現実が…

骨肉腫という病気は骨芽細胞と破骨細胞の
暴走(バランスの崩れ)の病気なんです。
つまり体内(患部)では爆発的な勢いで
骨が壊されたり、成長したりする感じです。
これは凄まじい痛みを伴うらしく、
中には痛みの為に発狂してしまう場合も
あるそうです。

泣きました。
悩みました。

結局切断する事にしました。
万が一にも、もしかしたら治るかもしれないし
3本足だって慣れれば生活できると思う。
何より途轍もない痛みがしている筈なのに
鳴き声ひとつあげない娘に
せめて痛い思いだけでも取り去ってやりたい。

行きつけの獣医さんに連絡し施術の手続。
手術は隣県の大学病院で行う事になりました。
以前は上野動物園のパンダの主治医(だったかな)
も務めていらした凄い先生らしいです。

(これは…もしかしたらもしかするかも!)
台風の日にも関わらず、行きつけの病院の先生も
同行して下さり、手術室に入れない
飼い主に代わって立ち会いながらVTR回してくれて
後日拝見させて頂きました。
足を向けて寝られません。
いろんな方向に向けられないので
立って寝ないといけません。

さて、前述の痛みというのがどれほどの物か
ここで思い知らされる事になりました。
娘の手術は全身麻酔で行われたのですが
術中、麻酔が完全に効いた状態にも関わらず
患部を触っただけで心電図の針が振り切れていた。
と、立ち会いして下さった先生に伺いました。

少なくとも切断という決定をした罪悪感からは
救われた気がしました。
走れなくても良い。
風の様な姿が見られなくなったとしても
痛みから解放されて生きてさえいれば…

幸運にも手術後憑き物が落ちたかの様な
(実際落ちたんですが…)
晴れやかな顔。
食欲も戻り、3本足でのリハビリも
介助しつつも順調に進み、



と思ったのも束の間。
その後みるみる痩せ細り
2ヶ月程で餓死寸前の様な状態になりました。

当時勤めていた会社を3日程休み。
家族全員で川の字に布団に入った明け方
少しだけ苦しんだ後、
私の腕に顔を埋める様にして息を引き取りました。

それからは葬儀や火葬、可愛がってくれた人達に
連絡やお礼をしてまわり
丁度残りの休日を消化して終わりました。

最初の1年2年は文字通り毎日
毎日枕を濡らしました。
でも少し嬉しい事も有って、
毎年命日には寝てる間に隣に帰って来てたんです。
霊感も有る方じゃないし、寝てる時なので
「気のせいじゃない?」と言われれば
それまでなのですが。

あの独特の温かさ、柔らかさ、そして匂い。
心配要らないよ。って教えに来てくれてたのかな
と、思います。
最近ではその「気配」も徐々に薄れ、
今年は殆ど感じませんでした。

10年生きれば御の字。という超大型犬。
でもたったの10年という命の中の
娘の凄まじい命の輝き。
最後まで生ききった魂の行き着く先に
私もいつか辿り着ける様に日々を生きようと
改めて感じる1日なのでした。

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